ランドセルの値段はなぜこんなに高い？最新価格比較と賢い選び方とは

2025年2月18日2025年2月28日

えっ！？ランドセルってこんなに高かったっけ？

お子さんの入学準備でランドセルを選んでいると、その値段にびっくりした方も多いのではないでしょうか？
今回はランドセルの値段の変化や今後の教育費の上昇などについてもまとめてみました。

ぜひ最後まで読んでいってください！

ランドセルの値段、昔と今でこんなに違う！？

10年前と比べて◯万円アップ！ランドセルの最新価格

実際に10年前と比べて、ランドセルの価格は大きく上がっています。

【最新ランドセル価格】(2024年時点)

ブランド	価格（最安モデル）	価格（高級モデル）
天使の羽	約55,000円	約80,000円
土屋鞄	約69,000円	約120,000円
フィットちゃん	約50,000円	約90,000円
イオン（プライベートブランド）	約40,000円	約75,000円

(2024年時点)

10年前と比較すると、

🎈天使の羽：約15,000円アップ
🎈土屋鞄：約20,000円アップ
🎈フィットちゃん：約10,000円アップ

と、ランドセルの価格はどんどん高くなっているんです。

高級志向が加速？プレミアムランドセルの登場

「ランドセルは一生に一度の買い物だから、良いものを選びたい！」といった思いから、
10万円を超える高級ランドセル も人気なんです

高級ランドセルの違いとは

一体どうしてこんなに値段が変わってくるのか…

調べてみるとこんなポイントがあるようです！

🌟 丈夫で長持ち！本革（牛革・コードバン）を使用
🌟 職人の手作りで仕上げるオーダーメイド
🌟 豊富なカラーやデザインで個性を出せる

例えば、土屋鞄の「コードバンプレミアム」は 税込132,000円 ！
それでも「特別なランドセルを贈りたい」と考える方に人気です。

高級ランドセルは「祖父母からのプレゼント」として

最近は、
「おじいちゃん・おばあちゃんからの入学祝い」
としてランドセルを購入する方も増えてきているそう

全国のアンケートによると、ランドセルの購入費用の約6割は祖父母が負担
「孫のために一生に一度の特別なプレゼントを贈りたい！」という気持ちが影響
高級ブランドではオーダーメイドや名前の刺繍などのサービスが充実も
土屋鞄やセイバンなどのブランドは、祖父母向けにプロモーションを展開

カスタマイズできるオーダーメイドランドセルは、
「世界に一つだけのプレゼント」として特に人気なんです

昔はどんなランドセルだった？

年代	平均価格	特徴
1970年代	約8,000円	革製が主流、色は黒・赤のみ
1990年代	約25,000円	軽くなり、カラーバリエーション増加
2010年代	約40,000円	機能性UP！防水・耐傷機能付き
2024年	約55,000円	高級モデルやオーダーメイドが増加

物価の上昇や品質向上で、ランドセルの値段は 50年間で約7倍 になっているんです！

このように有名ブランドのランドセルは、
品質向上やブランド価値の上昇によって、どんどん高くなっています。

「天使の羽」や「土屋鞄」のランドセルを買うには１０万円くらいは必要になると思うと
ちょっと覚悟が必要ですよね…

価格だけじゃない！ランドセルは機能も進化

値上げに注目されてしまいがちですが、
実はランドセルはどんどん進化しているんです

ランドセルはもう単なる「通学カバン」ではないんです

	10年前	現在
重さ	約1,200g	約1,000g（軽量化）
防水性能	低い	完全防水
カラーバリエーション	5色程度	50色以上

高機能化やブランド戦略により、価格は自然と上がっています。

他にも…

❤️‍🔥 原材料費の高騰 → 革や金属パーツの値上がり

❤️‍🔥 ブランド戦略 → 高級志向が進み、付加価値が増えた

❤️‍🔥 機能の向上 → 軽量化・耐久性アップ・防水機能の強化

しかし、今後もランドセルの価格はもっと高くなる可能性があります。

材料費や人件費の高騰は今後も続くと考えられますし、
より軽量で丈夫な素材の開発や、AI機能・GPS搭載といったハイテク化が進めば、さらにコストがかかるでしょう。
また、少子化の影響で「より特別なものを」と高級モデルやオーダーメイドランドセルの需要が増えそうですよね。

こうした流れを考えると、現在のランドセルの価格なんてまだまだなのかもしれません…

ランドセルだけじゃない！生活必需品の値上げラッシュ

最近、買い物するたびに『値上がりしてるなぁ…』と感じませんか？

ランドセルの値段だけでなく、生活必需品も年々値上がりしていますよね。
特に食料品やエネルギー関連の価格上昇が家計を圧迫しているのではないでしょうか。

物価ってどれくらい上昇したの？

物価の上昇を実感しやすいものの代表として、牛乳・ガソリン・電気代 をあげてみました。
過去10年間の値上げ状況を見てみましょう。

品目	2014年	2024年	値上げ率
牛乳（1L）	180円	230円	約28%増
ガソリン（1L）	140円	175円	約25%増
電気代（家庭用）	22円/kWh	30円/kWh	約36%増

特にガソリン価格の上昇は、物流コストの増加にも直結するので、結果的に食品や日用品の値段も押し上げることに。

実質的に賃金は下がっている？！

総務省のデータによると、過去10年間で平均年収はほぼ横ばいなんです。
なのに生活コストはどんどん上がっていますよね。

「収入は変わらないのに、支出は増える」という状況になっている ということです。

年	平均年収（万円）	物価上昇率
2014年	430万円	0.5%
2024年	440万円	3.0%

つまり 貯金だけではお金の価値が目減りしてしまう んです！

このままインフレが進むと、
今の100万円で買えたものが、数年後には同じ値段で買えなくなってしまいます

こうした状況に備えるためのは、資産を守る&増やす工夫が必要になってきます。

💰 投資を活用してお金を増やす（株式投資・投資信託・NISAなど）
💰 物価上昇に強い資産を持つ（不動産・金・外貨など）
💰「貯める」だけでなく、「増やす」習慣をつける

などの対策が重要です。

インフレが家計を直撃！今後はどうなる？

教育関連の値上げも！

最近は学費や塾代もどんどん高くなっているのはご存知ですか？

	2014年	2024年	値上げ率
小学校給食費（月額）	4,000円	5,500円	約37%増
公立高校授業料（年額）	118,800円	135,000円	約14%増
塾の月謝（平均）	15,000円	20,000円	約33%増

特に、私立学校や習い事の費用は毎年のように上がり続けており、
教育費の準備がますます重要になっています。

10年後の教育費は今の1.2倍に！？

今の状況を照らし合わして計算すると
なんと10年後の教育費は1.2倍以上になってしまう可能性もあります。

年	小学校（公立）	高校（公立）	大学（私立文系）
2024年	約200万円	約150万円	約400万円
2034年（予測）	約240万円	約180万円	約480万円

教育費こそ、賢く増やしていこう

教育費は長期的に必要な資金だからこそ、計画的に準備 していくことが重要です。

✨ジュニアNISAを活用しよう

子ども名義の投資口座で
学費を運用しながら増やしましょう

✨つみたてNISAでコツコツ積立！

インフレに強い資産を持つことで
お金の価値を守ることができます

✨学資保険と併用することも

リスクを分散しながら確実に備えましょう

投資はリスクが心配…初心者でもできる？

投資って怖いイメージがあるけど、本当に大丈夫なの？

「投資＝ギャンブル」と思われがちですが、実際には リスクを抑えてコツコツ増やす方法 もたくさんあります。
特に教育費の準備には、長期的な視点で 安定的に増やせる方法 を選びたいですよね

投資といっても、短期間で大きな利益を狙うものばかりではありません。

実際には、短期売買（デイトレード）と長期投資ではリスクが大きく異なります。
長期投資なら、時間を味方につけてリスクを分散しながら運用できるんです。

投資の種類とリスク比較

	特徴	リスク	初心者おすすめレベル
デイトレード	短期売買で利益を狙う	高い	❌
株式投資（長期）	5〜10年単位で成長企業に投資	中程度	⭑⭑⭑
つみたてNISA	インデックス投資でコツコツ積立	低い	⭑⭑⭑⭑⭑
ジュニアNISA	教育費用を投資で準備	低い	⭑⭑⭑⭑
債券投資	国債など低リスク資産に投資	かなり低い	⭑⭑⭑⭑⭑

長期投資は時間を味方につけることができるので、リスクを分散しながら運用できます。

おすすめの投資方法とは？

子どもの教育費のために投資をしたいけど、結局どの方法がいいの？

そんな方に向けて、税制優遇が受けられるNISA制度を活用するのがおすすめです。

ジュニアNISA vs つみたてNISA 比較表

	ジュニアNISA	つみたてNISA
対象	0〜18歳の子ども名義	20歳以上の成人
年間投資枠	80万円	40万円
運用期間	18歳まで非課税	20年非課税
途中引き出し	18歳まで制限あり	いつでも可能
おすすめ用途	教育資金	老後資金・資産形成